[Sublime Text]終了時に開いていたタブが起動時に復元されない原因と対処法

[Sublime Text]終了時に開いていたタブが起動時に復元されない原因と対処法

超小ネタですが地味に困っていたのでメモ。
ちなみに結論からいうと、Macのみの現象で、かつMacの「閉じる」と「終了」の違いだからってだけの話です。

起動時に、前回開いていたタブと内容を表示していたはずが…

Sublime Textは終了する時に開いていたファイルの状態を保存した状態で起動してくれる便利なテキストエディタですが、起動時にタブの情報を残さずまっさらな状態で立ち上がる事がたまーにありました。しかも、きちんと復元される時もあるという謎の挙動…。
ちなみにSublimeTextは、前回のタブと内容を保持したまま起動するのがデフォルトのようなので、特別な指定は要らない(hot_exitはデフォルトでtrue)はず。

なんでだろうと思って色々と探してみたものの、同現象の方がおらず、困り果てていたところをSou-Lablogのそうさんに助けて頂きました。どうもありがとうございます…!

どうやら閉じる時に赤いボタンを押すと、起動時は新規ウィンドウが開く状態(=前のタブの情報を残さない)で起動する仕様のよう。

この赤いボタンを押して閉じると、hot_exitをtrueにしていても新規ウィンドウが立ち上がる

そもそも、Macの「閉じる」と「終了」の違いなだけで、正確には×ボタンを押して起動すると新規ウィンドウが立ち上がってしまっているからhot_exitが効いてないというだけのようです。たぶんMac一本でやってる方にとっては当然のことなので、あまり大した話ではないのですが…。

逆に、起動時は前回のタブ情報を残さず起動させるのをデフォルトにしたい

起動時に前回までのファイルの復元が要らない(起動時は常に何も開かない状態にしたい)場合は、Preferences > Settings - Userに以下の記述を足します。

  "hot_exit": false,
  "remember_open_files": false

remember_open_filesがfalseでもhot_exitがtrueになっていると意味がないので、両方falseにします。そうすることで、起動時は前回閉じたタブの情報を残さずにまっさらな状態で起動します。

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